内田正人監督と井上奨コーチが逮捕される可能性は?宮川選手の減刑の可能性も

内田正人監督と井上奨コーチが逮捕される可能性は?宮川選手の減刑の可能性も

日大の悪質タックル問題で連日騒がれていますが、
被害者側が警察に被害届を出すなど、刑事事件にまで発展しかけています。

 

はっきりとした真相究明に至っていない中で、日大の選手に悪質タックルを指示したとされる内田正人監督や井上奨コーチが逮捕される可能性はあるのでしょうか?

 

またもし逮捕される場合、内田正人監督や井上奨コーチの罪状・量刑はどのようになるのでしょうか?

 

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日大悪質タックル問題が刑事事件にまで発展

2018年5月21日の時点では、毎日新聞は日大の悪質タックル問題について以下のように報道しています。

 

 アメリカンフットボールの定期戦で、日本大の選手が関西学院大の選手への悪質なタックルで負傷させた問題で、けがをした選手の父親(52)が21日、大阪市内で記者会見し、大阪府警池田署に傷害容疑で被害届を出したことを明らかにした。試合は東京都調布市で行われたため、今後、警視庁調布署が捜査する見通し。

出典: mainichi.jp

 

被害者の父親が自分の息子が悪質なプレーによって全治3週間のけがを負ったということで、
ただのプレー上の事故として看過することのできない、刑事事件として被害届を出したとのことです。

 

被害者の父親が記者会見を行った後、日大の悪質タックルを行った選手本人が会見で事の経緯を事細かく説明し、
5月23日には選手に悪質タックルの指示を行ったとみられる内田正人監督と井上奨コーチの緊急記者会見が行われました。

 

内田正人監督と井上奨コーチの緊急記者会見を終えて、被害者の父親はこのようにコメントしています。

 

タックルをした本人である宮川選手は自分の非を認めた上で監督やコーチに指示されたことなど、悪質プレーに至った経緯を秩序立てて説明していたにもかかわらず、
内田監督や井上コーチの会見では宮川選手のような誠実さが感じられなかったため、
宮川選手への減刑、そして内田監督や井上コーチに対する厳重処分を求めているようです。

【参考】日大緊急会見の司会者(広報)は誰?名前は米倉久邦と特定?記者にも問題ありなのでは

 

被害者の父親の感情としては内田監督と井上コーチだけを告訴したいところなのでしょうが、
法律上タックルを行った本人である宮川選手を「無罪にする」ということができないため、
「せめて宮川選手には減刑を。監督・コーチには厳罰を。」といった方向に持っていっているのだと考えられます。

 

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内田正人監督と井上奨コーチが逮捕される可能性は?

では、内田正人監督や井上奨コーチが刑事事件の犯人として逮捕される可能性はあるのでしょうか?

 

まず宮川選手が行ったタックルそのものに関して、「正当行為」と認められるか否かがポイントとなってくるようです。

 

例えば、ボクシングのような相手を殴る競技で相手を殴っても、それはスポーツにおける「正当行為」と認められるため当然暴行罪のような罪に問われることはありません。

 

「スポーツの目的でルールを守り、相手の同意の範囲内」という判断基準に則っているからです。

 

では、日大のタックル問題はどうか?

 

宮川選手が行ったタックルはアメフトのプレーとは著しくかけ離れたもので、「スポーツのルール、相手の同意の範囲内」を明らかに逸脱しているほか、

スポーツ内における処罰だけでは済まされない、「社会体制における反則」つまり「犯罪行為」とみなされる可能性が高いということです。

 

そして罪状としては「傷害罪」が成立する可能性が高いということです。

 

ではもし、監督やコーチの指示が一切なかったと仮定した場合、タックルを行った選手の量刑はどのようになるのでしょうか?

 

刑法では、「傷害罪を犯した者は15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」と定められています。

 

初犯の場合であっても行為が悪質であったり損害が重大な場合は実刑になり、被害者への謝罪や賠償が尽くされ示談が成立している場合には執行猶予になるとのことです。

 

しかし周知の通り、宮川選手は自分だけの意思でタックルを行ったのではなく内田監督や井上コーチの指示により断れずタックルをしたとされています。

 

また、被害者側も宮川選手への減刑を求めているため、中程度の悪質性もしくは軽微な悪質性と認定される可能性が高いです。

 

そのため宮川選手は実刑とはならず、悪くても執行猶予つきの懲役刑や罰金刑、
普通に行けば書類送検で不起訴処分といった形で終わるのではないでしょうか?

 

一方、内田正人監督や井上奨コーチの罪はどうなるのでしょうか?

 

まだ確固たる証拠がなく本人たちが指示を否定している状況なので難しいところではありますが、
もし内田監督や井上コーチの指示が確実に認められた場合、
「教唆」もしくは「共同正犯」の罪に問われる可能性が高いとのことです。

 

ここで「教唆」と「共同正犯」がどう違うのかということですが、
「教唆」とは犯罪を行うように唆すこと、つまり実際には犯罪に参加していないもののそれを提案した場合に「教唆」の罪に問われます。

 

一方「共同正犯」は役割分担が違うだけで一緒に犯罪に参加したとみなされる罪。

 

複数人での銀行強盗を例に出すと、実際に強盗は行っていないがそれを見張る担当をしていた場合は、
「単なる役割分担の違い」とみなされて「共同正犯」になるようです。

 

ではどちらの方が罪が重くなるのかということですが、ケースバイケースではあるものの一一般的には「共同正犯」の方が罪が重くなるのだとか。

 

内田監督や井上コーチの指示がただ傷害行為を唆しただけの「教唆罪」と問われるのか、
あるいはチームを動かす立場として実際に参加していたとして「共同正犯」に問われるのか、
これによって内田監督や井上コーチの量刑が変わってくるということです。

 

被害者の父親は緊急会見後のコメントで、
「行為時の内田監督の顔の向きがわかる映像や写真などがあれば何でも提供してほしい」とのコメントを出していましたが、

これは内田監督の指示の有無を立証するためだけでなく「教唆罪」か「共同正犯」かを決める判断材料にもつながるからだと考えられます。

 

また、実際に罪を犯した方と指示した方ではどちらが重くなるのかということですが、
これに関してもケースバイケースで、実行犯よりも教唆犯の方が重い罪を科せられることはあり得るそうです。

 

そのため、日大の悪質タックル問題に関しては真相が明らかになれば、
宮川選手よりも内田監督や井上監督の罪の方が重くなる可能性が高いということですね。

 

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まとめ

日大悪質タックル問題で騒がれている内田正人監督や井上奨コーチが逮捕される可能性はあるのか、
またその場合の量刑はどのようになるのか、宮川選手の罪が軽減される可能性はあるのかといったことについて見てきました。

 

今後新たな証拠が出て事態に進展があるのか、見守っていきたいところです。

 

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